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2018年1月 7日 (日)

厚生労働省 平成30年(2018年)年頭所感  政策統括官(統計・情報政策担当)  酒光一章

 

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       年頭所感「新春を迎えて」

 

 

謹んで新春の御挨拶を申し上げます。           

 

統計・情報政策は、厚生労働行政、ひいては国民生活全般を支える基盤としての役割を担っており、統計分野におけるEBPM(証拠に基づく政策立案)等の統計改革の推進、情報政策分野におけるマイナンバー制度による情報連携、医療・介護分野のICTの利活用等の政策に着実に取り組み、その役割を果たしてまいります。

 

統計分野においては、昨年五月の「統計改革推進会議最終取りまとめ」及びその内容が盛り込まれた「世界最先端IT国家宣言・官民データ活用推進基本計画」(五月三十一日閣議決定)、「経済財政運営と改革の基本方針」(六月九日閣議決定)に基づき、EBPMとGDP統計を軸にした経済統計の改善などの統計の改革を車の両輪として、統計改革を一体的に推進することとされています。

EBPMの推進に当たっては、厚生労働省として必要な体制を整備し推進することとしており、そのために必要な分析力の強化、統計作成、分析能力の向上に向けた人材育成に取り組んでまいります。統計の改革については、報告者負担の軽減、業務効率化を徹底し、平成三十年度からの三年で官民の統計関係コストの二割の削減を行うこととされています。これらの課題については、省内関係部局、関係府省及び統計ユーザー等と連携して、着実に取り組んでまいります。

また、本年四月より、統計法に基づく新たな「公的統計の整備に関する基本的な計画」が施行される予定であり、この計画に基づき厚生労働統計の整備を進めてまいります。

統計調査については、若年者の雇用実態等について、事業所側、労働者側の双方から把握する「若年者雇用実態調査」を五年ぶりに実施する予定です。

 また、基幹統計調査である「人口動態調査」、「医療施設動態調査」、「国民生活基礎調査」、「毎月勤労統計調査」、「賃金構造基本統計調査」をはじめとした統計調査の的確な実施と各種統計の作成を正確かつ迅速に行ってまいります。

 

厚生労働統計の調査票情報を学術研究等にご活用いただくため、希望する集計を提供する「オーダーメード集計」や、個人が特定されないように加工した「匿名データ」の提供を引き続き拡充してまいります。

 

情報政策分野においては、まず、マイナンバー制度については、昨年十一月から、地方公共団体等の間で行政情報の連携の本格的な運用を開始しました。厚生労働省として、今後とも、この地方公共団体等の間の情報連携の円滑な実施、新たに情報連携を開始する日本年金機構における必要な準備を進めるなど、引き続きマイナンバー制度の円滑な施行に努めてまいります。

また、医療・介護分野のICTの利活用については、医療保健分野におけるデータヘルス改革に厚生労働省を挙げて取り組んでいます。具体的には、制度ごとに分かれている健康、医療、介護のデータの個人単位での連結、自立支援等の効果が科学的に裏付けられた介護の実現、個別化医療を可能とするゲノム解析やAI等の最先端技術の活用等を進めることとしており、現場や産官学が力を発揮して患者・国民がメリットを実感できるICTインフラの整備に向け、着実に取組を進めてまいります。

 

情報セキュリティ対策の強化については、多発する政府機関等を対象としたサイバー攻撃に適切に対応するため、情報システムにおける技術的対策等を実施していくとともに、日進月歩である情報セキュリティに関する情報収集を行い、適切な対策を進めてまいります。

また、情報セキュリティインシデント発生の低減や情報セキュリティインシデントが発生した際に適切な対応がとれるよう職員に対する教育・訓練を実施いたします。さらに、六月を「厚生労働省情報セキュリティ集中取組月間」とし、職員が遵守すべき事項の周知や省内幹部向け研修等を実施してまいります。

 

本年七月に更改する厚生労働省LANシステムにおいては、厚生労働省の働き方改革を積極的に推進するため、多様な働き方や、ペーパーレス化を実現するための基盤整備や、共通的に行っている業務のシステム化を図るとともに、多様化・高度化するサイバー攻撃から内部情報及び情報システムを防御する仕組みを導入し、更なる業務の効率化と安全性の確保を図ってまいります。

 

本年も行政施策の企画・立案などの基礎となる統計資料の作成・提供、医療・介護分野におけるICTの利活用の推進、情報システムの整備・運用について的確かつ効果的に実施してまいります。更に、本格的に取組が始まるEBPMの推進に必要な分析面でのアドバイスを行うなど、提案型の組織を目指してまいります。皆様の御理解と御協力を御願い申し上げまして、新年の御挨拶とさせていただきます。                


政策統括官(統計・情報政策担当)  酒光 一章

 

 

 

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