平成28年度「技能検定」の実施状況まとめ ~新たに30万3544人(うちファイナンシャル・プランニング13万6035人)が「技能士」に~
厚生労働省は7月7日、平成28年度「技能検定」の実施状況をまとめ公表した。
その結果、平成28年度の合格者数は30万3,544人で、前年度に比べ2万8,863人・10.5%の増加となった。
なお、合格者数が一番多い職種は、「ファイナンシャル・プランニング」の13万6035人で、合格者全体の44.8%を占めている。
技能検定制度は働く上で身につけるべき、または必要とされる技能の程度を国として証明するもので、現在126職種で実施している。
これに合格した人だけが「技能士」を名乗ることができ、昭和34年度の制度開始から今回の実施までで、延べ約632万人が資格を取得している。
【平成28年度の実施状況の概要】
●受検申請者数の合計は75万7,380人で、前年度比で5万1236人・7.3%の増加
申請者が一番多い職種は、「ファイナンシャル・プランニング」の46万2304人で、申請者全体の61.0%を占めている。
●合格者数の合計は30万3544人で、前年度比で2万8863人・10.5%の増加
合格率は40.1%と前年度(38.9%)とほぼ同水準
制度創設当初からの合格者数の累計は、632万1,204人
●等級別に見ると、最も受検申請者数が多い等級は2級(中級相当)で、33万8597人
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