« 【厚生労働省委託事業】平成29年度「雇用管理研修」がスタート(労働調査会) | トップページ | ご愛読誠にありがとうございます。 小誌編集部のブログが40万PV達成 »

2017年5月15日 (月)

厚生労働省が「第2回同一労働同一賃金部会」と「第134回労働条件分科会」を同日開催 「働き方改革実行計画」が共通テーマ

14:00~

2 同一労働同一賃金部会

 

厚生労働省は512日、第2回労働政策審議会労働条件分科会・職業安定分科会・雇用均等分科会同一労働同一賃金部会を開催し、前回に引き続き、同一労働同一賃金に関する法整備について議論をするにあたり、同省側が示した「働き方改革実行計画」に則った論点案について議論がされた。

この中で、施行日について使用者側は「(労使間で賃金制度などの合意に向けて)より丁寧に話し合えば時間がかかり、施行日については十分な配慮を」と要請したのに対し、労働者側は「出来るだけ早い施行を」と述べた。これらを踏まえ、公益側の委員は「ある程度の期間が必要」とした上で、「パート・有期労働者の利益が反映されるよう、代表者を選出するなどし、意見表明が必要」と述べた。

次回は、明日516日、13時より経済産業省別館にて開催予定。

B6bit2q

 

 

18:00~

134 労働条件分科会

 

厚生労働省は512日、第134回労働政策審議会労働条件分科会を開催し、同省側が示した「働き方改革実行計画」に則った論点案における、①勤務間インターバル②長時間労働に対する健康確保措置などについて議論がされた。

健康確保措置について論点案では、研究開発業務において、時間外・休日労働の時間数が単月100時間超の場合、労働者の申出なしで医師による面接指導を義務付ける(罰則付き)などとしている。

また、研究開発業務も含め適用される、労働者から申出がある場合の義務付けられている(罰則なし)面接指導については、時間外・休日労働の時間数を単月80時間超に改正するとし、面接指導の適切な実施を図るため、すべての労働者を対象に客観的方法による労働時間の把握を省令上義務付けるなどとしている。

これらの論点案については、使用者側・労働者側の委員双方からおおむね賛成の意思が示された。

Q

|

« 【厚生労働省委託事業】平成29年度「雇用管理研修」がスタート(労働調査会) | トップページ | ご愛読誠にありがとうございます。 小誌編集部のブログが40万PV達成 »

労働行政ニュース」カテゴリの記事

ヒトコマ」カテゴリの記事

お知らせ」カテゴリの記事

労働基準法」カテゴリの記事

労働契約法」カテゴリの記事

働き方」カテゴリの記事

労働時間」カテゴリの記事

新しい法律」カテゴリの記事

ワーク・ライフ・バランス」カテゴリの記事

雇用問題」カテゴリの記事

法令&通知」カテゴリの記事

同一労働同一賃金」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。