« 厚生労働省・「正社員転換・待遇改善実現プラン」を決定!~不本意非正規雇用労働者の割合を10%以下に~ | トップページ | 毎月勤労統計調査平成27年分結果速報【厚生労働省】平均月間現金給与総額は前年比0.1%増も、実質賃金は同0.9%減で4年連続のマイナス »

2016年2月 8日 (月)

外国人労働者数は約91万人。届出義務化以来、過去最高を更新~厚生労働省・「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成27年10月末現在)~

 
 厚生労働省はこのほど、平成27年10月末現在の外国人雇用についての届出状況を取りまとめ、公表しました。
 
 外国人雇用状況の届出制度は、雇用対策法に基づき、外国人労働者の雇用管理の改善や再就職支援などを目的とし、すべての事業主に、外国人労働者の雇入れ・離職時に、氏名、在留資格、在留期間などを確認し、厚生労働大臣(ハローワーク)へ届け出ることを義務付けています。
 
 届出の対象は、事業主に雇用される外国人労働者※です。なお、数値は平成27年10月末時点で事業主から提出のあった届出件数を集計したもので、外国人労働者全数とは必ずしも一致しません。
※特別永住者、在留資格「外交」・「公用」の者を除く。
 
  【届出状況のポイント】
○外国人労働者数は907,896人で、前年同期比120,269人、15.3%の増加(平成19年に届出が義務化されて以来、過去最高を更新)
○外国人労働者を雇用する事業所数は152,261か所で、前年同期比15,208か所、11.1%の増加(平成19年に届出が義務化されて以来、過去最高を更新)
 
○国籍別では、中国が最も多く322,545人(外国人労働者全体の35.5%)。次いでベトナム110,013人(同12.1%)、フィリピン106,533人(同11.7%)、ブラジル96,672人(同10.6%)の順。対前年伸び率は、ベトナム(79.9%)、ネパール(60.8%)が高い。
 
○在留資格別では、「専門的・技術的分野」の労働者が167,301人で、前年同期比20,005人、13.6%の増加。また、永住者や永住者を配偶者に持つ人など「身分に基づく在留資格」は367,211人で、前年同期比28,521人、8.4%の増加

920_1280x715

 
くわしくは、こちら

|

« 厚生労働省・「正社員転換・待遇改善実現プラン」を決定!~不本意非正規雇用労働者の割合を10%以下に~ | トップページ | 毎月勤労統計調査平成27年分結果速報【厚生労働省】平均月間現金給与総額は前年比0.1%増も、実質賃金は同0.9%減で4年連続のマイナス »

労働行政ニュース」カテゴリの記事

調査」カテゴリの記事

社会経済情勢」カテゴリの記事

外国人雇用」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 外国人労働者数は約91万人。届出義務化以来、過去最高を更新~厚生労働省・「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成27年10月末現在)~:

« 厚生労働省・「正社員転換・待遇改善実現プラン」を決定!~不本意非正規雇用労働者の割合を10%以下に~ | トップページ | 毎月勤労統計調査平成27年分結果速報【厚生労働省】平均月間現金給与総額は前年比0.1%増も、実質賃金は同0.9%減で4年連続のマイナス »