毎月勤労統計調査 平成27年4月分結果速報【厚生労働省】現金給与総額は、0.9%増の274,577円に
厚生労働省はこのほど、毎月勤労統計調査平成27年4月分結果速報をとりまとめ公表した。
調査結果のポイントは以下の通り。
【調査結果のポイント】
1 賃金(一人平均)
⑴現金給与総額の前年同月比は、0.9%増となった。
うち一般労働者は0.8%増、パートタイム労働者は1.3%増となった。
⑵所定内給与の前年同月比は、0.6%増となった。
うち一般労働者は0.5%増、パートタイム労働者は1.3%増となった。
⑶所定外給与の前年同月比は、2.3%減となった。
うち一般労働者は2.1%減、パートタイム労働者は6.4%減となった。
⑷所定内給与と所定外給与を合わせたきまって支給する給与(定期給与)の前年同月比は0.5%増となった。
うち一般労働者は0.3%増、パートタイム労働者は1.0%増となった。
⑸特別に支払われた給与の前年同月比は、14.9%増となった。
⑹実質賃金指数(現金給与総額)の前年同月比は、0.1%増となった。
(消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)は、前年同月比0.8%上昇)
2 労働時間(一人平均)
⑴総実労働時間の前年同月比は、1.4%増となった。
⑵所定内労働時間の前年同月比は、1.5%増となった。出勤日数の前年同月差は、0.3日増となった。
⑶所定外労働時間の前年同月比は、2.4%減となった。
⑷製造業の所定外労働時間の前年同月比は、1.2%減となった。
⑸製造業の所定外労働時間の前月比(季節調整済指数)は、2.0%減となった。
3 雇用
⑴常用雇用の前年同月比は、2.0%増となった。
⑵就業形態別に前年同月比をみると、一般労働者が1.8%増、パートタイム労働者が2.6%増となった。
(注) 速報値は、確報で改訂される場合がある。
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