« 厚生労働省・平成27年度全国労働衛生週間のスローガンを募集~採用されたスローガンは期間中にポスター・垂れ幕等で本週間の推進のために活用~ | トップページ | 平成26年度・障害者の職業紹介状況等【厚生労働省】ハローワークを通じた障害者の就職件数が5年連続で過去最高を更新 精神障害者の就職件数が身体障害者の就職件数を大きく上回る »

2015年5月12日 (火)

塩崎大臣閣議後記者会見概(H27.5.8(金)10:45 ~ 11:00 省内会見室)【厚生労働省 広報室】 年金不正受給の部分(抜粋)

【記者】

 岐阜で両親の年金を死後およそ50年間にわたって不正受給していたという事案がありました。この件は、市のほうには死亡届は提出されていたということなんですが、なぜこのようなことが長きにわたって起こってしまったのかということと、今後の対策についてお聞かせください。

 

【大臣】

 この件につきましては、受給者がかなり前にお亡くなりになっているにも関わらず、遺族が日本年金機構に、いわゆる「現況届」という、生存していることを確認する郵便でのやり取りの届出の提出を続けていたために、年金が支払われてしまっていたということで、不正発覚後に直ちに支給を停止し、その後、事実確認の上で告発をしたところであります。

 
 今御指摘のように、市の方には死亡届が出ていたにもかかわらず、なぜ年金が支払われていたのかということでありますが、結論からいきますと、今は住基ネットとのリンクが99パーセント以上となっていて、現況届という形での生存確認がまだ行われているというのは0.4パーセント、14万人の方に限られているわけでありますので、今はそういうことがなかなかありえないわけですけれども、かなり前にこういうことが起きてしまって、現況届を出しているという、この受給者の生存確認を実は(日本)年金機構が訪問などで行ってきているわけでありますけれども、その中で判明し、調べたところ、現況届は出ているけれども、実際は亡くなっているということが判明したと。こういうことでありまして、再発防止にしっかりと努めてまいらなければなりませんので、住基ネットによる生存確認が一層徹底されるように、私どもとしても手を打ちたいというふうに思っております。

 

 

 

 詳しくはこちら

|

« 厚生労働省・平成27年度全国労働衛生週間のスローガンを募集~採用されたスローガンは期間中にポスター・垂れ幕等で本週間の推進のために活用~ | トップページ | 平成26年度・障害者の職業紹介状況等【厚生労働省】ハローワークを通じた障害者の就職件数が5年連続で過去最高を更新 精神障害者の就職件数が身体障害者の就職件数を大きく上回る »

労働行政ニュース」カテゴリの記事

事件」カテゴリの記事

お知らせ」カテゴリの記事

社会保険」カテゴリの記事

違反」カテゴリの記事

大臣・副大臣・政務官」カテゴリの記事

地方」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。