毎月勤労統計調査 平成27年3月分結果速報【厚生労働省】
厚生労働省は、このほど、「毎月勤労統計調査平成27年3月分結果速報」をとりまとめ公表した。
調査結果のポイントは次の通り。
【調査結果のポイント】
1 賃金(一人平均)
(1) 現金給与総額の前年同月比は、0.1%増となった。
うち一般労働者は0.5%増、パートタイム労働者は0.6%増となった。
(2) 所定内給与の前年同月比は、0.3%増となった。
うち一般労働者は0.6%増、パートタイム労働者は0.6%増となった。
(3) 所定外給与の前年同月比は、2.3%減となった。
うち一般労働者は1.7%減、パートタイム労働者は4.3%減となった。
(4) 所定内給与と所定外給与を合わせたきまって支給する給与(定期給与)の前年同月比は0.1%増となった。
うち一般労働者は0.5%増、パートタイム労働者は0.4%増となった。
(5) 特別に支払われた給与の前年同月比は、1.6%増となった。
(6) 実質賃金指数(現金給与総額)の前年同月比は、2.6%減となった。
(消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)は、前年同月比2.8%上昇)
2 労働時間(一人平均)
(1) 総実労働時間の前年同月比は、1.4%増となった。
(2) 所定内労働時間の前年同月比は、1.8%増となった。出勤日数の前年同月差は、0.3日増となった。
(3) 所定外労働時間の前年同月比は、2.4%減となった。
(4) 製造業の所定外労働時間の前年同月比は、1.8%減となった。
(5) 製造業の所定外労働時間の前月比(季節調整済指数)は、1.2%増となった。
3 雇用
(1) 常用雇用の前年同月比は、1.9%増となった。
(2) 就業形態別に前年同月比をみると、一般労働者が0.9%増、パートタイム労働者が4.0%増となった。
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