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2015年5月22日 (金)

平成26年度「帰国技能実習生フォローアップ調査」の結果【厚生労働省】技能実習期間を通じて学んだことが「役に立った」と回答した人は98.4% 

厚生労働省では、このたび、帰国後の技能実習生の状況を把握するために実施した 平成26年度「帰国技能実習生フォローアップ調査」(独立行政法人労働政策研究・研修機構が実施)の結果を取りまとめ公表した。
 
この調査は、技能実習を修了して帰国した技能実習生について、帰国後の就職状況や職位の変化、日本で修得した技術・技能・知識の活用状況などを把握するために行っているもの。平成26年度の調査対象は、3年間の技能実習を修了した実習生のうち、平成26年10月10日から11月30日までの間に帰国(予定を含む)した6,274名で、うち578名の有効回答があった。
 
【調査結果のポイント】
 
1 技能実習期間を通じて学んだことが「役に立った」と回答した人は98.4%となっている。
 
2 役に立った具体的な内容では、「修得した技能」の割合が69.1%と最も高く、「日本での生活経験」が62.2%、「日本語能力の修得」が60.8%と続く。
 
3 帰国後の就職状況について「雇用されて働いている(36.7%)」または「雇用されて働くことが決まっている(14.7%)」と回答した人は51.4%となっている。また、帰国後「仕事を探している」と回答した人は23.9%となっている。
 
4 従事する仕事の内容は「実習と同じ仕事(56.5%)」または「実習と同種の仕事(18.7%)」と回答した人が、75.2%となっている。
 

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