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2014年11月11日 (火)

「過重労働解消相談ダイヤル」・「労働条件相談ほっとライン」の相談結果【厚生労働省】

 

 長時間労働・過重労働、賃金不払残業に関する相談が多数

 

本日(11月11日)、厚生労働省は、今月1日に実施した「過重労働解消相談ダイヤル」と9月1日から平日夜間・土日に実施している「労働条件相談ほっとライン」の相談結果をまとめて、公表しました。

 

 11月1日に実施した「過重労働解消相談ダイヤル」には280件の相談が寄せられ、9月1日に設置した「労働条件相談ほっとライン」には11月1日までの約2か月間に3142件(※)の相談が寄せられたとのことです。これらの相談の中で、特に多かったのが長時間労働・過重労働や賃金不払残業に関する相談とのことでした。

 

 厚生労働省では、11月を過重労働解消キャンペーン期間として、過重労働や賃金不払残業の解消に向けた集中的な取組を行っています。

 

 寄せられた相談のうち、労働基準関係法令上、問題があると認められるケースについては、労働基準監督署に情報提供を行い、監督指導を実施するなど、必要な対応を行うとのことです。

 

※ 「労働条件相談ほっとライン」の1日平均相談件数は59件(9月1日~11月1日)、11月1日77件

 

【相談結果の概要】

(11月1日実施の「過重労働解消相談ダイヤル」と「労働条件相談ほっとライン」の9月1日~11月1日分の相談件数を集計)

 

〈相談件数〉

3422件  (内 過重労働解消相談ダイヤル 280件)


(主な相談内容)  

1 賃金不払残業588件(内 過重労働解消相談ダイヤル 147件)

2 長時間労働・過重労働444件(内 過重労働解消相談ダイヤル 178件)  

 

※ 「過重労働解消相談ダイヤル」、「労働条件相談ほっとライン」の対応

 ・ 相談者に労働基準法や関係法令の規定、解釈について説明 

 ・ 相談者の意向も踏まえ、管轄の労働基準監督署や関係機関を紹介

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