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2014年5月17日 (土)

平成25年の労働災害発生状況を公表 【厚生労働省】

死亡災害、死傷災害、重大災害の発生件数が、

4年ぶりにいずれも前年を下回る

厚生労働省は、5月16日、平成25年の「労働災害発生状況」を取りまとめて、公表しました。

 

それによると、平成25年は、死亡災害、死傷災害、重大災害の発生件数が、4年ぶりにいずれも前年を下回りました。また、死亡災害は2年ぶり、死傷災害、重大災害は4年ぶりの減少となりました。

 

 厚生労働省では、昨年度から労働災害減少に向けて重点的に取り組む「第12次労働災害防止計画」をスタートさせました。これを踏まえて、引き続き、製造業や第3次産業といった重点業種への対策、化学物質対策や腰痛対策といった健康確保・職業性疾病対策など、労働災害防止対策の強化を推進していくとのことです。

 

 また、全国安全週間(7月1日~7日)とその準備月間(6月1日~30日)では、厚生労働省、都道府県労働局から事業場に対して、積極的な労働災害防止活動の実施を働きかけるとのことです。


● くわしくはこちら

 

【平成25年 労働災害発生状況の概要】

 

1 死亡災害発生状況 ※1

 

労働災害による死亡者数は1,030人で、平成24年の1,093人に比べ63(5.8)減(表2参照)と2年ぶりに減少した。死亡者数が多い業種は、建設業:342人(前年比25人・6.8%減)、 第3次産業:282人(同15人・5.1%減)、製造業:201人(同2人・1.0%増)。

 

2 死傷災害発生状況 ※2

 

労働災害による死傷者数(死亡・休業4日以上)は118,157人で、平成24年の119,576人に比べ1,419人(1.2%)減と4年ぶりの減少となった。

死傷者数が多い業種は、第3次産業:51,420人(前年比430人・0.8%減)、製造業:27,077人(同1,214人・4.3%減)、建設業:17,189人(同116人・0.7%増)また、死傷者数の増加が多い業種は、陸上貨物運送事業:356人(2.6%)増、建設業:116(0.7)増、交通運輸業:72人(2.3%)増。

 

3 重大災害発生状況 ※3

 

一度に3人以上が被災する重大災害は244件で、4年ぶりの減少となった。死傷者数では、特に製造業、交通運輸業、建設業で大きな減少が見られた。


 

4 事故の型別による死亡災害・死傷災害発生状況

 

(1)死亡災害

 

建設現場の足場などからの「墜落・転落」による災害が266人、機械などによる「はさまれ・巻き込まれ」が132人と、この2つで全体の4割を占める。そのうち、「墜落・転落」は過半数が建設業で発生、「はさまれ・巻き込まれ」の約半数が 製造業で発生 している。

 

(2)死傷災害

 

最も多いのは、つまずきなどによる「転倒」が25,878人、続いて足場などからの「墜落・転落」が20,182人、機械などによる「はさまれ・巻き込まれ」が15,276人となり、これらの合計が61,336人と全体の過半数を占める。

 

※1 死亡災害報告をもとに死亡者数を集計

※2 労働者死傷病報告書をもとに死傷者数を集計

※3 重大災害報告をもとに一度に3人以上の労働者が業務上死傷または病気にかかった災害件数を集計

 

なお、これらの件数に通勤中に発生した災害の件数は含まない。 



Fuji

(PHOTO BY TH)


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