WATALISのFUGUROを限定モデルの特別パッケージに採用 【ジラール・ペルゴ】
この度スイスの最高級腕時計メーカーとして知られるジラール・ペルゴ社が発表する、スイスの日本における修好通商条約締結150周年を記念した限定モデルの特別パッケージにWATSLISのFUGUROが採用されました。
一般社団法人WATSLISは、宮城県南部の亘理町で、地域に受け継がれてきた返戻文化や感謝しあう価値観、「ふぐろ」(FUGURO)作りなどの縫製技術を、ものづくりを通じて世界に発信することを目指しています。
「ふぐろ」とは(WATSLISのサイトから)
かつて亘理に暮らす人たちは、感謝の気持ちをあらわして、相手になにかを手渡す時には、着物の残り布で仕立てておいた〈袋〉に入れていました。たとえばそれは農家の方がよそへお土産やお返しとして用いた1升の米であったそうです。 特に定まった呼称はなく、今でも「ふくろ」がなまって、ただ「ふぐろ」と呼ばれています。
2011年の秋、震災により建物を取り壊すことになった亘理町内の呉服店からゆずっていただいた昭和の時代の古い生地を使い「ふぐろ」を再現したのが、このプロジェクトのはじまりです。
2012年より、各地での復興支援バザーなどへ出品の受注をきっかけに、まとまった数の製作を始めました。その後各方面からご提供いただいた着物地を材料として製作を続け、デザインに工夫を重ね、縫製や仕上げの技術を進化させてきました。現在では各種イベントやデパートなどでも販売するようになり、多くの方々の支援に支えられながら一歩ずつ前へ歩みだしています。
昔ながらのゆかしい風習にならい、大切なものを包み、贈る、 その感謝のこころを伝えていきたいと思っています。
かつては学芸員であったという 引地 恵 氏(一般社団法人 WATSLIS 代表理事)は、先日のILOシンポジウム「仕事と復興」にて、
| 固定リンク
« 【平成26年4月】 厚生労働省関係の主な制度変更 | トップページ | 「特集/有期雇用労働者等に関する特別措置法案の内容」、「人事大事の時代<事例編>~大和ライフネクストの高齢者雇用~」~労働基準広報2014年4月11日号の内容~ »
「お知らせ」カテゴリの記事
- 厚労省・第1回「労働市場における雇用仲介の在り方に関する研究会」を開催 IT化等による新しい事業モデル・サービスに対応した制度の在り方などを検討【令和3年1月6日】(2021.01.07)
- 令和三年 年頭所感 【田村憲久厚生労働大臣】(2021.01.05)
- 『労働基準広報』2020年12月1日号の特集は「政府のテレワーク関係『令和3年度予算概算要求』」(2020.11.25)
- 令和二年 年頭所感 渡辺由美子 子ども家庭局長(2020.01.08)
- 令和二年 年頭所感 宮嵜雅則健康局長(2020.01.08)
「震災」カテゴリの記事
- 「肝がんと放射線被ばくに関する医学的知見」 報告書の概要(厚生労働省の「電離放射線障害の業務上外に関する検討会」)(2017.12.14)
- 厚生労働省・平成28年熊本地震の発生に伴い「地域雇用開発奨励金」の特例措置(2016.10.19)
- さくらざわ博文 氏 が「震災罹災者支援ページ」を作成(2016.04.27)
- 「被災3県の雇用について~震災後5年を振り返って~」を公表【厚生労働省・職業安定局】雇用状況の推移や雇用対策の実績などを掲載(全35ページ)(2016.04.07)
- 「特集/ケースで見る最近の年次有給休暇トラブルへの対応~勤務日数少ないアルバイトであっても年次有給休暇は取得できる」「人事大事の時代<事例編>(19)社員の活力増進を目指す「健康経営」を掲げる 残業削減など「働き方改革」が大きく前進~SCSK株式会社~」~労働基準広報2015年10月11日号の内容~(2015.10.08)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント