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2014年4月19日 (土)

レギュラーガソリン170円時代に突入か? マイカー通勤手当はどうなる

 このブログのバックナンバーマイカー通勤と通勤手当の非課税限度額④」

――では、レギュラーガソリン170円/1Lを想定したシミュレーションを掲載しましたが、昨日、当社の近所を散策していたら、レギュラーガソリン1L当たり170円を超えるスタンドを目にしました。

Fuji

 
 当然のことながら、ハイオクガソリンは、1L当たり180円を超えていました。
 今後1リットル当たり180円、190円、200円を想定したシミュレーションも必要では、と思った次第です。
 
 しかしながら、前回、レギュラーガソリン1L当たり170円、
1ヵ月20日勤務のケースを計算したところ、

エコランに徹しても非課税枠内の通勤手当でカバーできる車種は限定される

――ということだったので、かなり厳しい結果になるかと思われます。もう相当なエコカー、原動機付自転車やオートバイ(1L当たり17、18キロメートル以上走走行できるようなマシン)などでなければ、ガソリン代を非課税となる限度額(※)の枠内の通勤手当でカバーするのは、難しいのではないでしょうか。

(※)

 1か月当たりの非課税となる限度額を超えて通勤手当を支給する場合には、超える部分の金額が給与として課税されます。

 この超える部分の金額は、通勤手当を支給した月の給与の額に上乗せして所得税及び復興特別所得税の源泉徴収が行われます。
 詳しくは、国税庁のマイカー・自転車通勤者の通勤手当」をご参照ください。

 

 通勤定期代については、消費税率引き上げにともなう料金改定を反映して通勤手当を引き上げているケースが多いと思われます。

 一方、マイカー通勤の手当(ガソリン代)については、消費税率引き上げにともなう手当の引き上げを行っているケースは多くはないようです。

 そもそもマイカー通勤手当については、非課税枠に基いて手当を決定しているケースが多いため、非課税枠が引き上げられなければ、改定しない会社も多いのではと思われます。

 また一方では、電車通勤とのバランスがとれていないのではないか?という声もあるようです。

 消費増税にともなって、この非課税枠も変更されるとスムーズなのですが、なかなか悩ましい問題です。

Yama


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