「2015年卒マイナビ大学生就職内定率調査」【株式会社マイナビ】
大学生、大学院生の3月の内々定率は16.4%(前年同月比5.3pt増)
~ 調査以来、最も高い数値でスタート ~
株式会社マイナビ(中川信行 代表取締役社長、本社 東京都千代田区)は、2015年卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生を対象とした「2015年卒マイナビ大学生就職内定率調査」の結果を次の通り発表しました。
~ 調査以来、最も高い数値でスタート ~
株式会社マイナビ(中川信行 代表取締役社長、本社 東京都千代田区)は、2015年卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生を対象とした「2015年卒マイナビ大学生就職内定率調査」の結果を次の通り発表しました。
本調査は、幅広い層の学生から内定率を調査することを目的として、2010年3月より開始し、今年で5年目となります。調査結果の概要は以下の通りです。
<調査結果の概要>
■ 2015年卒業予定大学生、大学院生の3月の内々定率は全体で16.4%(前年同月比5.3pt増)
2015年卒初回となる3月末時点の内々定率は、就職環境の好転を受け、前年同月比5.3pt増の16.4%と、調査開始(2011年卒)以来最も高い内々定率でスタートした。文理男女別では、文理男子の内々定率が前年同月からの増加率が高く(文系男子:前年同月比6.5pt増の18.0%、理系男子:前年同月比6.0pt増の18.8%)、男子の場合は約6人に1人が内々定を保持したまま4月の選考を受験している事になる。女子も文理共に13.8%と1割を超え、順調な滑り出しとなっている(文系女子:前年同月比4.7pt増の13.8%、理系女子:前年同月比3.7pt増の13.8%)。
一方、本格的な選考を4月以降に控えているため、「内々定先に満足して活動を終了」する割合は3.4pt減少している(2014年卒18.7%→2015年卒15.3%)。未内定者を含めた今後も活動を継続する学生の割合を計算すると、前年同月比0.6pt減の97.2%(*1)となり、内々定保有率が上昇しているにも拘らず、活動を継続する学生の割合に変化は見られない。
*1:未内定者83.6%に内々定を保有して活動を継続する学生13.6%を足して算出。活動を継続する学生の割合は、内々定率 16.4%に「今後も活動を継続」と回答した学生の割合82.6%(内々定先に不満なので続行する:23.1%+内々定先に不満ではないが他の企業も見たいので続行する:59.5%)を掛け合わせ算出
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