転倒・転落災害を防ごう!【渋谷労働基準監督署】
渋谷労働基準監督署(東京都渋谷区・武藤一雄署長)では、「転倒・転落災害」の防止を呼びかけている。
「会社に入るまではハローワーク、入ってから、そして退職等にまつわる問題は、監督署、離職してからはハローワーク」と言われるように、監督署とハローワークは、連携して職業生活を見守る存在だ。同署は、ハローワーク渋谷(前田徳英所長)と同じ渋谷神南合同庁舎にあり、密接な連携が図られている。
特に渋谷区では、アパレル系や、IT系の小規模事業場も多く、武藤署長は、「労働者を使用する認識以前に事業をはじめてしまう事業者もいる。そうした場合は、最低賃金や労働時間から指導をしていかなければならない」という。
また、管内には、渋谷駅前などの急ピッチで進む開発大規模工事が多数あり、死亡災害も発生している。同署では、現地や事業場等で「墜落・転落災害防止」などを呼びかけている。
同署で行われている労災補償業務では、ここ数年、精神疾患関係の請求件数が、前年比で3~4割増えていく傾向にあるという。その背景には、従来の過重労働などに加えて、パワーハラスメントや人間関係の問題が目立ってきているという。
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