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2014年3月31日 (月)

「仕事と介護を両立できる職場環境」整備促進のためのシンボルマークを決定 【厚生労働省】

 厚生労働省は、3月28日、労働者の介護離職を未然に防止するため、企業が仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進の趣旨に賛同して活動を行う際に利用することができるシンボルマークを決定し、公表しました。

 詳しくはこちら    

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1 趣旨 
 
 厚生労働省は、労働者が親や家族などの介護のために、やむを得ず仕事を辞める「介護離職」を未然に防止するため、企業が仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進に取り組むことを示す、シンボルマークを決定しました。
 
 介護に直面する労働者は、企業において中核的な人材として活躍している場合も少なくありません。仕事と介護を両立できる職場環境の整備を図り、こうした人材の離職を防止することは、企業の持続的な発展にとって重要な課題となっています。
 
 厚生労働省は、今回決定したシンボルマークの活用の促進を図り、介護離職を未然に防ぐための取組を普及・推進していきます。


2 シンボルマークの選考結果について
 
 仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進のためのシンボルマーク選考委員による厳正な審査の結果、応募総数33作品の中から、駒井瞭さん(大阪府)の作品が選ばれました。

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3 シンボルマークの活用について
 
 シンボルマークは、仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進に取り組んでいる企業が、厚生労働省ホームページからダウンロードして、シンボルマークの趣旨に基づいて自由に御利用いただけます。

<シンボルマークの活用例>
 
・仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進に取り組む企業が、労働者の募集・採用の際に、募集要項、会社案内、企業のホームページ等にマークを掲載し、企業の取組をアピールする。
 
・仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進に取り組む企業が、商品、名刺等にマークを掲載し、企業のイメージアップを図る。
 
・仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進に取り組む企業が、広報誌、ホームページ、社内報等にマークを掲載し、取組を紹介することにより、労働者の意識啓発などを図る。 
 
 シンボルマークの御利用にあたっては、「仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進のためのシンボルマークの活用について」及び「仕事と介護の両立支援ロゴマークマニュアル」に御留意願います。


4 普及方法
 シンボルマークについては、今後、厚生労働省ホームページやパンフレットに掲載する等、様々な機会を通して企業や労働者をはじめ社会一般に対して周知・普及を図っていきます。

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