春闘で4000円以上の賃金引上げを掲げる方針 【電機連合】
電機連合は、昨日(1月20日)、
2014年春闘(春季生活闘争)の要求内容として、
(「基幹労働者賃金(基本賃金)」の統一要求基準)
賃金体系の維持を図ったうえで賃金水準の改善を行う
水準改善額(引上げ額)4000円以上
――などを掲げることを発表しました。
一時金については、平均で年5ヵ月分を中心とすることなどが盛り込まれています。
このほか、時間外割増賃金、退職金、労働協約改定などが要求内容となっています。
労働協約改定では、セーフティネットの充実として、労働災害などの災害補償に対する企業付加の引き上げなども盛り込まれています。
「業務上災害補償企業付加」の遺族給付付加および障害等級1~3級については、3400万円を到達目標として取り組むとのことです。
1月27日・28日には、第100回となる「電機連合中央委員会」が横浜市のパシフィコ横浜で開催されます。
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