労働経済動向調査(平成25年8月)の結果【厚生労働省】
~労働者過不足判断D.I.は、正社員等労働者、パートタイム労働者とも引き続き不足~
厚生労働省は、このほど、労働経済動向調査(平成25年8月)の結果を取りまとめ公表した。
「労働経済動向調査」は、景気の変動、労働力需給等の変化が雇用、労働時間、賃金などに及ぼしている影響や今後の見通しについて調査し、労働経済の変化や問題点を把握することを目的に四半期ごとに実施しています。
本調査は、平成25年8月1日~8月7日を調査期間として、主要産業の規模30人以上の民営事業所のうちから5835事業所を抽出して調査を行い、このうち3113事業所(うち有効回答2982事業所、有効回答率51.1%)から回答を得ている。
「労働経済動向調査」は、景気の変動、労働力需給等の変化が雇用、労働時間、賃金などに及ぼしている影響や今後の見通しについて調査し、労働経済の変化や問題点を把握することを目的に四半期ごとに実施しています。
本調査は、平成25年8月1日~8月7日を調査期間として、主要産業の規模30人以上の民営事業所のうちから5835事業所を抽出して調査を行い、このうち3113事業所(うち有効回答2982事業所、有効回答率51.1%)から回答を得ている。
調査結果の概要については以下の通り。
調査結果の概要
調査結果の概要
1 生産・売上額等、所定外労働時間、正社員等雇用の状況
-平成25年7~9月期実績見込-
(1) 生産・売上額等判断D.I.は、製造業マイナス1ポイント、卸売業,小売業0ポイント、サービス業マイナス8ポイントとなった。
(2) 所定外労働時間判断D.I.は、製造業マイナス4ポイント、卸売業,小売業マイナス1ポイント、サービス業マイナス9ポイントとなった。
(3) 正社員等雇用判断D.I.は、製造業1ポイント、卸売業,小売業マイナス2ポイント、サービス業マイナス1ポイントとなった。
2 労働者の過不足状況、雇用調整、中途採用
(1) 生産・売上額等判断D.I.は、製造業マイナス1ポイント、卸売業,小売業0ポイント、サービス業マイナス8ポイントとなった。
(2) 所定外労働時間判断D.I.は、製造業マイナス4ポイント、卸売業,小売業マイナス1ポイント、サービス業マイナス9ポイントとなった。
(3) 正社員等雇用判断D.I.は、製造業1ポイント、卸売業,小売業マイナス2ポイント、サービス業マイナス1ポイントとなった。
2 労働者の過不足状況、雇用調整、中途採用
(1) 平成25年8月1日現在、正社員等労働者過不足判断D.I.は、調査産業計では、15ポイントと9期連続不足となった。パートタイム労働者過不足判断D.I.(注2)は、調査産業計では、20ポイントと 16 期連続して不足となった。
(2) 雇用調整を実施した事業所の割合(平成25 年4~6月期実績)は、調査産業計では、31%となった。
(3) 「中途採用あり」の事業所の割合(平成25 年4~6月期実績)は、調査産業計では、56%となった。
(2) 雇用調整を実施した事業所の割合(平成25 年4~6月期実績)は、調査産業計では、31%となった。
(3) 「中途採用あり」の事業所の割合(平成25 年4~6月期実績)は、調査産業計では、56%となった。
3 既卒者の募集採用(平成24年8月から平成25年7月まで)
新規学卒者の採用枠で正社員を募集する際、既卒者が「応募可能だった」とする事業所割合は、調査産業計で30%(前回平成24 年8月調査31%)となった。
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