アベノミクスの「育児休業3年化」に7割以上が賛成~実際に取得したい期間は「1年以上~1年半未満」が最多・メディケア生命調べ~
4人に3人が「2017年度末までに待機児童ゼロ」に期待
アベノミクスの第3の矢「日本再興戦略」では、「女性の活躍推進」が打ち出され、その具体的施策として「育児休業3年化」が掲げられています。この「育児休業3年化」について、7割以上の方が「賛成」している調査結果が明らかになりました。
メディケア生命保険株式会社(本社:東京都江東区・寺﨑啓介取締役社長)の「育児休業3年化と待機児童問題に関する意識調査」によるものです。
同社の調査によると、未就学児の子どもを持つ女性(1,000 名)に対し、育児休業3年化についてどのように思うか聞いたところ、7割強(71.2%)が『賛成する』(「賛成する」(23.4%)と「どちらかといえば賛成する」(47.8%)の合計)という結果となりました。
実際に取得したいと思う育児休業期間については、最多は「1年以上~1年半未満」が22.7%、次いで「1年半以上~2年未満」が20.4%となっています。また、『2年未満』の選択肢を選んだ方は合計で6割(60.0%)となり、『2年以上』は合計で4割(40.0%)となりました。
全回答者(1,000 名)に対し、育児休業3年化に対する様々な意見を提示し、そのように思うか聞いたところ、先ず、就業関係のメリットでは、【出産・育児のための退職が減る】は、67.9%が『そう思う』(「とてもそう思う」と「ややそう思う」の合計)となり、約7割の方が、育児休業3年化によって、出産・育児による本人が意向しない退職は減ると考えているという結果になりました。
また、【働く女性の活躍が推進される】は、『そう思う』が約5割(49.4%)、【女性リーダーが増える】は2割半(25.4%)となっています。
また、安倍政権は「2017年度末までに待機児童ゼロ」を打ち出しましたが、【この施策の実現を期待する】については『そう思う』(「とてもそう思う」と「ややそう思う」の合計)は75.6%となり、4人に3人が「2017年度末までに待機児童ゼロ」に期待を寄せているという結果となりました。また、【社会で活躍する女性が増える】は74.7%となり、待機児童の解消は女性の社会進出につながると考えている人が7割超となっています。
同社の調査結果ニュースリリースはこちらから。
http://www.medicarelife.com/news/pdf/N262/file1.pdf
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