要求額は３０兆５６２０億円と過去最大規模に～厚生労働省 平成２６年度予算概算要求の内容①～

「労働移動支援助成金」は今年度の約１．９億円から３０１億円と大幅増

厚生労働省は２７日、平成２６年度予算概算要求を公表しました。

一般会計の要求額は３０兆５６２０億円で、２５年度予算額（２９兆４３２１億円）に比べ１兆１２９９億円増の過去最大となっています。

労働分野では、「失業なき労働移動の実現」として、１３２９億円（新規施策分）を計上しています。

中でも安倍政権の「日本再興戦略」で掲げられた「労働移動助成金の抜本的拡充」として「労働移動支援助成金」について、今年度の約１．９億円から３０１億円と大幅増としています。

平成２６年度厚生労働省予算概算要求の主要事項は・・・

平成２６年度厚生労働省予算概算要求の主要事項は以下のとおりとなっています。

　子どもを産み育てやすい環境づくり

　「全員参加の社会」の実現に向けた雇用改革・人材力の強化

　安心で質の高い医療・介護サービスの提供

　安心して将来に希望を持って働くことのできる環境整備

　自立した生活の実現と暮らしの安心確保

　健康で安全な生活の確保

　若者も高齢者も安心できる年金制度の確立

　障害者支援の総合的な推進

　施策横断的な課題への対応