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2013年5月17日 (金)

「終価係数」と「現価係数」【ライフプランニングと6つの係数 その2】

 「終価係数」を使うと「現在の元本を福利運用していくと、○年間後、いくらになるか」、

 「現価係数」を使うと「○年間にわたって福利運用して、一定金額を得るためには、現在いくらあればよいか」

―――がわかる。

 

 

 ここでは、労働者や退職者のライフプランニングと資金計画に欠かせないという6つの「係数」について、紹介します。

 2回目は、「終価係数」「現価係数」についてです。

 

 「終価」とは「将来の価値(将来の金額)」

 「現価」とは「現在の価値(現在の金額)」

―――のことです。

 

 

 例えば、300万円を年利1%で10年間福利運用する場合、「終価係数」を使用すると10年後に受け取れる金額が求められます。

 

300万円×1.105(終価係数 10年・1%)

=331万5000円

―――となります。

 

 次に

 年利1%で福利運用して、10年後に331万5000円にする場合、

「現価係数」を使用すると元本がいくら必要であるかを求められます。

 

331万5000円×0.9053(現価係数 10年・1%)

=300万1069.5円

―――となります。

 

 

 このように、「終価係数」と「現価係数」は対(逆数)になる関係です(早見表の数値からの算出なので、ぴったり同じ金額になるわけではありません)。

 どちらも、利率が低い場合は、単純に年数で乗除するケースとそれほど大きな違いはありませんが、利率が大きくなるほど、その便利さが感じられるようです。

 早見表は、「終価係数」「早見表」「現価係数」で検索すると閲覧できます。

 【ライフプランニングと6つの係数 その1】はこちらをご覧ください。

Binchotan

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