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2013年5月 1日 (水)

「私のキャリア」 菊池桃子氏の記念スピーチ

 4月16日に開催された「キャリア権推進ネットワーク」の「キックオフミーティング」にて行われた菊池桃子氏のスピーチの内容を紹介させていただきます。

 

 

(司会)

メンバーとして、私たちと共にご活動いただきますタレントで、戸板女子短期大学客員教授の菊池桃子さんから記念スピーチをお願いいたします。題名は、「私のキャリア」ということでございます。それでは、よろしくお願いいたします。

 

「私のキャリア」

(タレント・戸板女子短期大学客員教授 菊池桃子氏)

 

ご紹介いただきました菊池桃子です。

本日は、お忙しい中、ありがとうございます。

また、ご報告でございますが、本日、15時より、戸苅先生、太田先生、早川事務局長と無事、記者会見をすませてまいりました。

私は長い間、芸能活動をして来たタレントです。タレントがキャリア権推進になぜ関心を持ち、どうして関わるのか、今日も記者会見の会場で、記者のみなさんが、不思議な目で私を見ているようでした。

自己紹介も兼ねて、あらためて自身のキャリアの歩みをお話させていただきます。

私は16歳から始めた職業生活、そして結婚、出産等を経て仕事を続けるなかで、女性としてのキャリア形成に、問題意識をもって過ごしてきました。

また、授かった子どもが、病気をしましたことで、児童の将来に向けてのキャリア準備のようなものにも、とても高い関心をもつようになりました。

 

そして、2009年に諏訪康雄先生の研究室に飛び込みまして、修士課程で3年間、研究生として1年間、計4年間、雇用政策とキャリア形成の学習と研究に没頭しました。

ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが「諏訪康雄研究室に所属」という言葉は、法政大学院では、かなり恐れられている言葉であります。

「あの!寝ないで勉強する諏訪研究室!?」とか「授業のレポートをAしか持って行かないので有名な研究室!?」とか、「論文成績A以下で出た人はいないんだよな」など、鬼のように勉強することで有名な研究室です。がむしゃらに学ぶだけではなく、学術的な作法も徹底指導を受けます。

私は諏訪教授のお導きのもと4年間、本当に眠るよりも勉強が好きな先輩や仲間に囲まれて、研究、学習にうち込みました。ですから今回の活動に参加することに関しては諏訪研究室の門下生として、ご安心していただけるレベルに達していると信じています。

 

また、キャリア権という言葉は、世の中にはまだ難しく、届きづらい言葉となっているようです。難しそうで敬遠される恐れもございます。

 

そのようななか、ずっとタレントとして活動をし、とりわけアイドル時代が長かったとよく言われる私のような者が参加することで、キャリア権に興味をもっていただく敷居みたいなものが、低くなれば、私が参加する意義も強くなるのではないかと思います。

 

この場所では、似合わないスピーチだったのかもしれませんが、力を尽くしてまいりたいと思います。初めての方もいらっしゃいますので自己紹介の形となりました。本日がキックオフです。どうぞよろしくお願いいたします。

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