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2013年3月 6日 (水)

セブン&アイグループ・「月例給」引き上げ(定期昇給+ベースアップ)で妥結~春季労使交渉で即日「満額回答」~

セブン&アイ・ホールディングスは、4日、イトーヨーカ堂や西武、そごうなどグループ主要54社において、13年度から月例給を引き上げる(定期昇給+ベースアップ)と発表した。

同社では、4日午前に開催された傘下各社の今年度の第1回団体交渉で提示された月例給の増額要求(定期昇給分+ベースアップ分)につき、同日午後、「満額回答」を行ったもの。

同社では、「ベースアップを含む月例給を引き上げることで、子育て世代など日常生活における需要が旺盛な世代等を積極的に支援することは、日々の需要を喚起し、長らく 冷え込んできた消費者心理を改善する契機となり、将来的には小売業の業績拡大に結びつくものと判断し、率先して「満額回答」を行いました」としている。

【妥結内容:イトーヨーカ堂の例】 (同社ニュースリリースより)
※グループ54社にて同様の方針を実施
●「月例給」(定期昇給+ベースアップ)の引き上げ
*組合員平均 5,229円(前年度比1.5%)
(例)35歳「子どもあり」の社員の場合、2012年度より年間12万円(2%)アップ

安倍政権ではデフレ脱却に向けて企業に対して賃上げを要請をしている。
これに応える形で、コンビニ大手の「ローソン」や、作業服・作業用品専門店の「ワークマン」、眼鏡店「JINS(ジンズ)」も社員の年収をアップさせると発表している。しかし、これらは賞与の増額による年収アップであり、割増賃金単価など賃金コストに大きく影響する月例賃金での増額は珍しいといえよう。

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