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2013年3月 5日 (火)

マイカー通勤と通勤手当の非課税限度額③ (ガソリン価格上昇に伴う計算① 160円/1L)

レギュラーガソリン1リットル当たり160円・1ヵ月20日勤務のケース

  

 円安の影響もあってか、ガソリン価格の上昇が続いています。

マイカー通勤と通勤手当の非課税限度額②では、通勤手当の非課税額に基づいて定められた通勤手当で、マイカー通勤をする方のガソリン代をカバーできるかについて、レギュラーガソリン1リットル当たり150円として簡単なシミュレーションをしてみました。

今回は、最近のガソリン価格の上昇に伴い、レギュラーガソリン1リットル当たり160円、1ヵ月の勤務日数は20として計算してみます(あくまで概算です)。



Gg_2

 片道2km以上10km未満で通勤手当が〈4100円〉の場合

 

4100円÷160円=約25.6L(リットル) 小数点第2位以下切り捨て

 

 1Lで10km走る車なら約256km走行可能。

→ 1ヵ月20日勤務する場合 → 片道約6.4kmであればカバーできる。

 

 1Lで15km走る車なら約384km走行可能。

→ 1ヵ月20日勤務する場合 → 片道約9.6kmであればカバーできる。

 

 1Lで20km走る車なら約512km走行可能。

→ 1ヵ月20日勤務する場合 → 片道約12.8kmであればカバーできる。

 

 

 片道10km以上~15km未満〈6500円〉の場合

 

6500円÷160円=約40.6L(リットル)小数点第2位以下切り捨て

 

 1Lで10km走る車なら約406km走行可能。

→ 1ヵ月20日勤務する場合 → 片道約10.1kmであればカバーできる。

 

 1Lで15km走る車なら約609km走行可能。

→ 1ヵ月20日勤務する場合 → 片道約15.2kmであればカバーできる。

 

 1Lで20km走る車なら約812km走行可能。

→ 1ヵ月20日勤務する場合 → 片道約20.3kmであればカバーできる。

 

上記のように1Lで15km走る車であっても、片道の距離が10km弱(非課税額の区分ギリギリいっぱい)のときには、通勤手当のみでカバーすることが難しくなってきます。

なお、一定額まで所得税が非課税とされている通勤手当ですが、労働保険・社会保険では、控除をしないで全額賃金や報酬に含めることになります。

次回は、レギュラーガソリン1リットル170円の場合でシミュレーションしてみたいと思います。

Photo_2

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