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2013年3月25日 (月)

平成25年4月から149箇所で実施、ニートの就労支援を拡充【厚生労働省】

「地域若者サポートステーション事業」実施団体選定

厚生労働省はこのほど、ニート(15~34歳の若者で、仕事に就かず、家事も通学もしていない人)などの若者の職業的自立を支援する「地域若者サポートステーション事業」について、平成25年度の実施団体を企画競争により選定した。これにより、平成25年4月からの実施箇所は平成24年度より33箇所多い、全国149箇所となる(実施箇所・団体名は別添参照)。なお、平成25年度は最終的に全国160箇所で「地域若者サポートステーション事業」を実施する方針で、今後、追加で11箇所の募集を予定している。

 

「地域若者サポートステーション事業」とは、厚生労働省と地方自治体が協働し、働くことに悩みを抱えるニートなどの若者の職業的自立を目指し包括的に支援する事業。若者支援の実績やノウハウを持つ地域のNPO法人などが運営する「地域若者サポートステーション」(愛称:サポステ)を設置し、キャリア・コンサルタントなどによる専門的な相談や、協力企業による就労体験など、多様な支援策を提供している。

サポステの関連事業として、平成24年度に65箇所で実施された「高校中退者等アウトリーチ事業」については、平成25年度からは「サポステ・学校連携推進事業」として全てのサポステで実施し、支援対象者を大学などの中退者や在学生まで広げる。この事業では、学校との連携体制を構築して、学校や自宅への訪問支援(アウトリーチ)やサポステでの「学び直し」支援を実施し、ニートの未然防止や職業的な自立支援の促進を図る。

また、平成24年度に20箇所で行っていた「生活支援等継続支援事業」のうち、学び直し支援については「サポステ・学校連携推進事業」の一環として枠組みを変えて実施し、生活支援については「若年無業者等集中訓練プログラム事業」として、合宿形式などによる生活面の改善支援と職場実習の訓練を集中的に行う(一部、実施しないサポステもある)。

厚生労働省では、これらの施策を含め、今後も「地域若者サポートステーション事業」を強力に推進していくとのこと。

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