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2013年3月 1日 (金)

長野県が男女とも1位に! 平成22年都道府県別生命表の概況 【厚生労働省】

 都道府県別の平均寿命1位は、

 男性 長野県 80.88 年、 女性 長野県 87.18 年


 厚生労働省は、昨日(2月28日)、
「平成22年都道府県別生命表の概況」を公表しました。
 「都道府県別生命表」は、人口動態統計調査及び国勢調査のデータを用いて、5年ごとに作成されており、昭和40 年(1965 年)より通算して今回が10 回目となります。

 「平成22年都道府県別生命表」では、人口動態統計(確定数)による日本における日本人の死亡数(平成22 年)及び出生数(平成21 年~22 年)、平成22 年国勢調査による日本人人口(確定数)を基礎資料としており、平成22 年の都道府県別の日本人の死亡状況を表しています。

 ただし、「平成22 年都道府県別生命表」の算出にあたっては、平成23 年に発生した東日本大震災による影響を避けるために、基礎資料とする死亡数は、前回(平成17 年)までの国勢調査年とその前後1年ずつを加えた3年分ではなく、平成22 年1年分としています。

 「平成22年都道府県別生命表の概況」によると、平均寿命(0歳の平均余命)は、全国の男性で79.59 年、女性で86.35 年となっています。

 これを都道府県別にみると、男性では、長野が80.88 年で最も高く、次いで滋賀(80.58年)、福井(80.47 年)の順となっています。

 女性では、長野が87.18 年で最も高く、次いで島根(87.07 年)、沖縄(87.02 年)の順となっています。

 なお、平均寿命の最も高い都道府県と最も低い都道府県との差は、男3.60 年、女1.84 年となっています(それほど大きな差はないともいえましょう)。

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都道府県別にみた平均寿命の推移
  昭和40 年(1965 年)から平成22 年(2010 年)までの平均寿命の推移を都道府県別にみると、常に上位10 位以内に入っているのは、

男性
では、長野、神奈川の2県、

女性
では、沖縄(昭和50 年以降)、岡山の2県
――となっています。

  平成17 年と平成22 年を比較すると、鳥取の女を除き、平均寿命は延びており、大きな延びを示した都道府県は、
 男性では、山形(1.43 年)、徳島(1.34 年)、鹿児島(1.24 年)
――の順となっており、
 女性では、愛媛(0.90 年)、大分(0.86 年)、愛知(0.82 年)
――の順となっています。

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