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2012年12月 7日 (金)

東電福島第一原発で鉛板を使用した不適切な線量測定を行った事業者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検

福島・富岡労働基準監督署(伊藤達夫署長)は、本日(12月7日)、東電福島第一原子力発電所事故の収束工事で、作業員の線量計に鉛カバーを装着させていた問題で、株式会社アクセス青森及び同社の代表取締役を労働安全衛生法違反などの疑いで、福島地方検察庁に書類送検した。

福島労働局の発表によると、代表取締役は、昨年12月1日、収束工事の際に、当該作業場所が高線量(1mSv/h 超え)で、1日における外部被ばくによる線量が1mSv を超える高被ばく作業となることから、APD(警報付ポケット線量計)の機能を狂わせる目的で、作業員4名(派遣労働者3名を含む)に対し、鉛板を加工して作成した鉛カバーをAPDに装着させて作業させ、正確な被ばく線量の測定に基づく測定値の確認を行わなかったもの。

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