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2012年9月14日 (金)

改正労働者派遣法の注意点③ 【グループ企業派遣 派遣割合の計算方法】

3回目は、【グループ企業派遣 派遣割合の計算方法】についてです。
 
グループ企業への派遣割合の計算方法については、毎事業年度終了後、以下の計算式により算出することになります。

そして、派遣元事業主は、計算結果を事業年度終了後3ヵ月以内に報告する必要があります。



<計算式>

 派遣割合 = ①÷②

 ① = (全派遣労働者のグループ企業での総労働時間-定年退職者のグループ企業での総労働時間)
 ② = 全派遣労働者の総労働時間


(注1) 定年退職者が退職後に派遣労働者として就労する場合には、派遣元事業主のグループ会社に派遣された場合であっても、分子(グループ企業への派遣)には含まれない。

(注2) 「定年退職者」には、継続雇用後に離職した者や継続雇用中の者も含まれる。

(注3) ここでいう「労働時間」とは、派遣就業の労働時間をいう。

(注4) %表記にした場合の小数点第2位以下は切り捨てる。


なお、(注2)の「定年退職者」には、継続雇用後に離職した者や継続雇用中の者も含まれることについては、もうそろそろ発出される見通しの通達(業務取扱要領)に記載されるものとみられます。


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