65歳以上の高齢者人口が初めて3000万人超える
総務省は、16日、「敬老の日」(9月17日)を迎えるに当り、統計からみた我が国の高齢者のすがたを取りまとめた。
これによると、65歳以上の高齢者人口(平成24年9月15日現在推計)は3074万人で、初めて3000万人を超えた。
総人口に占める高齢者の割合は24.1%となり、人口、割合共に過去最高となった。これを前年(2972万人、23.3%)と比べると、102万人、0.8ポイント増と大きく増加している。
総務省統計局では、「これは、いわゆる「団塊の世代」と呼ばれる方々のうち昭和22年生まれの方々が、新たに65歳に達したことによるものと考えられる」と分析している。
男女別にみると、男性は1315万人(男性人口の21.2%)、女性は1759万人(女性人口の26.9%)と、女性が男性より444万人多くなっている。
年齢階級別にみると、70歳以上人口は2256万人(総人口の17.7%)で、前年に比べ70万人、0.6ポイント増、75歳以上人口は1517万人(同11.9%)で、48万人、0.4ポイント増、80歳以上人口は893万人(同7.0%)で、38万人、0.3ポイント増、85歳以上人口は430万人(同3.4%)で、24万人、0.2ポイント増となっている。
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