平成23年の出生数は過去最低の105万人
厚生労働省が5日に公表した「平成23年人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、平成23 年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に生む子どもの数の推計値)は前年と同率の1.39 となった。また、平成23年の出生数は105万698人で、前年の107万1304人より2万606人減少し、過去最低となった。
調査結果によると、第1次ベビーブーム期(昭和22~24年)に生まれた女性が出産したことにより、昭和46~49年には第2次ベビーブームとなり、1年間に200万人を超える出生数となった。しかし、昭和50年以降は毎年減少し続け、平成4年以降は増加と減少を繰り返しながら、ゆるやかな減少傾向であったが、平成13年からは5年連続で減少。平成18年は6年ぶりに増加したが、平成19年以降、減少、増加を繰り返し、平成23年は減少した(図1)。
出生数と死亡数の差である自然増減数は△20 万 2765 人で、前年の△12 万 5708 人より 7 万 7057人減少し、自然増減率(人口千対)は△1.6 で、前年の△1.0 を下回り、5年連続でマイナスとなった。
出生数が死亡数を下回った県は 41 道府県であり、出生数が死亡数を上回った県は、埼玉県、東京都、神奈川県、愛知県、滋賀県、沖縄県の 6 都県にとどまっている。
この資料は、厚生労働省のホームページに掲載されています。
(掲載場所 URL) http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai11/index.html
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