超党派イクメン議員連盟(仮称)が設立総会!
衆議院・参議院の超党派の国会議員による「イクメン議員連盟」(仮称)の設立総会が13日、衆議院第1議員会館で開催され、約20名の国会議員が集まった。
設立趣意書では、「男性の育児休業取得率の上昇をはじめ、父親の育児参加の促進や、母親との育児分担を進めるための諸活動に積極的に取組む」とし、この「イクメン」の取り組みにより、「少子化傾向を改善し、長期的な視点で日本再建につながっていくと確信しています」と明記。「イクメン」を増やしていくことを目的としている。
同連盟の顧問には、長妻氏、細川氏、尾辻氏、川崎氏、坂口氏と歴代の厚生労働大臣経験者が就き、共同座長として、柚木道義氏(民主党)、田村憲久氏(自民党)、谷合正明氏(公明党)、山内康一氏(みんなの党)が就任した。
設立総会には、厚生労働省イクメンプロジェクト推進チーム座長でNPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事の安藤哲也氏(写真)、また首長として初めて育児休暇を取得した東京・文京区長の成澤廣修氏が招かれ、国会議員に激励の言葉を贈った。
改正育児・介護休業法が一昨年に施行され、「パパ・ママ育休プラス」によって夫婦2人が休業を取得すれば休業期間が2ヵ月延長されるなど、男性も育児休業を取得しやすい環境整備が進められている。
しかし、男性の育児休業取得率は最新の数字は2.63%。前年調査の1.38%よりも増加したが、2020年の政府目標である13%にはまだまだほど遠い数字と言える。
こうした国会議員の積極的な子育てが認知されることで、国民の周知啓発にもつながるものと期待される。
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