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2012年4月 2日 (月)

労働基準法違反容疑で「のぞき部屋」を摘発 ②

本日は、

 「女子高生のぞき部屋を一斉摘発」、
 「労働基準法違反 「女子高生見学クラブ」 を摘発 警視庁」
 「現役女子高生か学生証を確認し採用」

――などのニュースで話題となった労働基準法(危険有害業務への就業制限)違反
とはどういうものかについての2回目。

労働基準法第62条及び「年少者労働基準規則」第8条45項で示されている
「特殊の遊興的接客業における業務」とは、具体的にどのようなものかをみてみる。


  「労働基準法解釈総覧」(厚生労働省労働基準局編)で関係する「解釈例規」をみると、
次の2つがある。

【特殊の遊興的接客業における業務】
 「特殊の遊興的接客業における業務」とは、カフェー、バー、ダンスホール及びこれに準ずる場所において客に接する業務をいう。
(昭22・11・11 発婦2号、昭63・3・14 基発150号)

【特殊の遊興的接客業務の範囲】
 昭和22年11月11日発婦第2号通達法第62条関係に「特殊の遊興的接客業における業務」とは、「カフェー、バー、ダンスホール及びこれに準ずる場所において客に接する業務」としているが、「これに準ずる場所」とは風俗関連営業全般を対象とするものではなく、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和23年法律第122号)第2条第1項第7号及び第8号並びに第4項第3号及び第4号にいうものまで含まないこと。
(昭24・6・7 基収1594号、昭63・3・14 基発150号)

――上記の解釈例規からは、「客に接する業務」とあるので、喫茶店やファミリーレストランも「特殊の遊興的接客業における業務」該当するのではないか、と考えてしまうが、ここでいう「客に接する業務」とは、ただの接客業ではないようだ。

 次回は、上記の「客に接する業務」についてみてみる。


illustration by Y.Yuki

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